「会社の給料がなかなか上がらない」「老後の年金は本当にもらえるのか」など、将来に不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
それを背景に、投資や資産運用に対する関心が高まってきており、マンション投資を始める方も少なくありません。
実は、会社員の方がマンション投資を始めるのに向いているというのはご存知でしょうか。
会社員の方が不動産投資を始める場合、多くの方は金融機関でローンを活用して始めます。ローンの返済期間は長期に渡るので、継続的に返済する能力が必要とされます。融資をする金融機関からすると、社会的信用力の低い人や返済能力がない人にはお金を貸してくれません。安定して給与を毎月支給されている会社員の方は、優良な賃金の貸出先として認識されるので、自分では気づかないかも知れませんが、「サラリーマンであるという存在」が不動産投資に有利にあると気づくとそこに魅力を感じる人がいます。
投資用のマンションを購入するため融資を受ける際には、団体信用生命保険(団信)への加入が融資条件に入っていることが多いです。
団体信用生命保険とは、融資を受けた本人が死亡または高度障害になった場合に、残債が保険会社によって支払われるという仕組みです。残っていた借入金が無くなり、残された家族にとって不動産が資産になることが、生命保険に入って遺族に多額の保険金が入るのと似た構造であるため「生命保険の代わり」と言われています。また、不動産投資ローンを組むと同時に団信に加入することは、それまで別で入っていた生命保険に対して見直しを考えることに繋がります。
投資用マンションの管理は管理会社に委託することで、手間や時間を短縮することができます。マンション投資は購入後、長期に渡って家賃収入を得るというものです。もちろん、オーナーとしてマンション経営をすることにはなりますが、管理業務自体は管理会社に委託することが可能ですし、家賃収入や管理負担の心配をさらに軽減する場合はサブリースという選択肢もあります。マンション管理は日々の業務に対応することが求められますが、その全てを管理会社に委託することで本業が忙しい会社員の方でも安心して運用していくことが可能です。
これらを踏まえて、会社員としての本業があり、会社の仕事を疎かにすることなく収入を得られるのが不動産投資であるため会社員の方はマンション投資などが向いていると言われる理由の一つです。もちろん、「会社員に不動産投資が人気だ」「管理会社に業務委託できる」とはいっても、会社員をしての本業をしながらマンション投資を行うことを気軽に考えすぎるのは禁物ですが、副業として長期間、安定収入を確保できるのがマンション投資の魅力の一つです。
会社勤めでマンション投資に興味がある人は、しっかりと知識を得た上でその立場を十分に活かした資産運用に取り組んで見るのも面白いではないでしょうか。
ライフコンサルティング事業部 長塚美奈代
茨城県取手市出身。
小学校・中学校・高校とバスケットボールに打ち込み、何事にも挑戦することの大切さを学ぶ。
学生時代、多種多様な経験を重ね、コミュニケーション能力を身に着け、人と関わることが出来る仕事に携わりたいと考えるようになる。
大学卒業後、今までの経験を生かせる仕事、興味のあった不動産業界を選び、投資用不動産営業へ。
全く知識や経験がない状態から始まり日々新しい仕事に奮闘しつつ、楽しく営業活動を行っている。
趣味は、音楽鑑賞、外食、買い物など外に出ること。47都道府県旅行を達成することが今の目標。