不動産投資を始めるにあたって、大きな壁となるのが投資金額です。投資対象となる不動産そのものの価格が高いため、金融機関で融資を受けて運用を始めることになります。おそらくほとんどの方が、融資を受けるということに対してプレッシャーを感じてしまうのではないでしょうか。融資=ローンですので、返済できないかもしれないという不安や、リスクを感じるのは当然のことでしょう。
しかし、マイホームを購入する際には、誰もが当たり前のように住宅ローンを受けることを考えます。同じローンでも、住宅購入と不動産投資における融資は、リスクに違いがあるのでしょうか?
住宅購入と不動産投資における融資は、実は不動産投資の方が、リスクは低いのです。
なぜなら
・ 不動産投資は家賃収入から融資返済ができる
・ そもそも不動産投資は、不動産という資産価値があるものに投資をする
以上の2点があるからです。
自宅購入のローンは、自分の給料から返済していきますが、不動産投資では、家賃収入=入居者がローンの返済をしてくれるような仕組みであると考えてください。大企業が経営危機に陥ったり倒産する時代です。昨今の不景気では、明日は我が身かもしれません。これから10年、20年と毎月の給料からローンを必ずしも返済できる保証はないでしょう。
一方で、不動産投資では家賃収入によってローンを返済が可能なため、万が一リストラにあっても返済可能です。
また、投資対象の不動産そのものに資産価値があります。FXや株とは違い、揺るぎのない資産となります。不動産は、昨日今日で急に価値が0になるということはありません。一般的には物件の築年数が経過していくと共に緩やかに価値が下落していくため、将来的な収支がシミュレーションしやすく、エリアや物件の選定を誤らなければ、失敗する可能性は非常に低いのです。
人はなぜ、借入に対して無条件に恐怖を感じるのでしょうか。それは、返済できなかった場合に今既に持っているものを失うのではないかという不安がよぎるためです。
具体的には、家を差し押さえられるのではないか、これまで貯めてきた貯金をはたかなければならないのではないかといった不安を感じます。
しかし、不動産投資の場合はローン返済などの支出が増えるだけではありません。同時に家賃として収入が増加します。家賃収入が返済額を上回るのであれば、借入に対して恐怖を抱く必要はありません。
また、ローン残高のことを考えると気が遠くなるという意見も聞きます。しかし、物件そのものが資産として手元にあるのであれば、ローン残高だけを見て怯える必要はありません。物件の資産価値がローン残高を上回っていれば、いざという時は現金化してしまえば済む話です。
・不動産投資で借金が「悪くない理由」
借入には「良い借入」と「悪い借入」があります。車や家など生活のために必要なものを購入する借入や、不動産投資など資産をさらに増やすための借入は良い借入です。いわゆる生活に必要な消費や投資に該当するのであれば、借入を過度に恐れる必要はありません。
悪い借入とは、いうまでもなく浪費に該当する借入です。衝動買い、ギャンブル、ゲームへの課金など将来性がなく本来必要でないもののために借入をすることで首が回らなくなると、人生が損なわれてしまう可能性があります。浪費は自分でコントロールできる範囲にとどめておくようにしましょう。
良い借入とはいえ、リスクがないとは言い切れません。家のローンであっても、身の丈に合わない借入であれば返済が苦しくなることもあるでしょう。
良い借入をするうえで大切なのは、将来への見通しと計画性です。しっかりと事前にシミュレーションをすることで、借入のリスクはできる限り低減することができます。不動産投資であれば、情報収集や勉強、信頼できる専門家との出会いによって、将来への見通しを立てることができます。
自宅購入では自分の借金を自分で返しているだけで、利益や収入が発生することはありません。不動産投資は知識を付け、しっかりシミュレーションを繰り返して取り組めば、着実にあなたの資産を増やしてくれることでしょう。
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ライフコンサルティング事業部 原 大介
はじめましてラクサスマネジメントの原と申します。
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私はこの会社に入り、不動産を通してお客様のライフコンサルティングを行っております。
静岡県出身で18歳で東京に上京してきました。趣味は料理をする事と、最近はゴルフにはまっております。
これから皆さんの人生がより良くなるようにライフプランをご提案できればと思いますので宜しくお願い致します。