貯金額の平均はいくらくらい?

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貯金額の平均はいくらくらい?

「将来のために貯金をしなければ……」とは漠然と考えていても、収入に余裕がなく計画的にお金をためることに難しさを感じている方は少なくありません。
そのような中、ほかの人がどのくらい貯金しているか平均値が気になっている方や、貯金方法を知りたい方もいるでしょう。

そこで今回は、貯金平均額を見ながら貯金の必要性について考えていきましょう。
また、貯金ができる人・できない人の違いや、お金を少しでも貯金に回すためにできることも解説しています。
運用への意識が高まっている今の時代、貯金以外でも対策を取っていくことは可能です。不動産を活用した貯蓄形成もまとめにて解説していきます。

貯金平均額や中央値はいくらくらい?

貯蓄のある世帯は81.9%で、平均額は1,0774,000円でした。
全く貯金がない人が2割程度いる一方で、富裕層や資産家のように多くの貯蓄を持つ人もおり、貯蓄ゼロ世帯を含めた中央値は500万~700万円未満となっています。

貯金がないリスク
貯金がなかったとしても、毎月の収入があればすぐに困るわけではありません。そのため、貯金の必要性は感じていながらも特に対処していない方や、貯金をする余裕がないことを貯金できないことの理由としている方もいるでしょう。

これは老後の対策にも当てはまります。頭では理解できていても、今すぐに困る事ではないため後回しにしてしまうケースです。
しかし、貯金がないと困る場面は意外にあるものです。貯金の重要性を認識するために、どのようなときに貯金が無いリスクが生じるのかを知っておきましょう。

・給与の減額や失業に対応できない
貯金がまったくないということは、毎月の収入ですべての出費を賄っていくことになります。
仮に勤務先の倒産や経営状況の悪化などによる給与の減少や失業などのアクシデントの際には、生活費を確保することができなくなります。
特に先行きの見えないコロナ禍において、収入減少はいつ起きても不思議ではありません。そのようなときに貯金がなければ、日常生活すらままならなくなってしまうでしょう。

・急な出費に対応できない
収入が安定していて毎月のやりくりが問題なくできていたとしても、急な出費も考えておかなければなりません。
例えば、冠婚葬祭などが挙げられるでしょう。
祝儀や香典の準備が必要なときや急に遠方まで駆けつけなければならないといったときに、手元のお金では対応できないことも十分に起こり得ます。
今後、ライフイベントが待ち構えている方はより慎重にこの問題を考えなくてはいけません。

・貯金が必要な人生のイベントが多い
結婚や住宅の購入、子どもの入学費用などまとまったお金が必要になるライフイベントに対応するためには、十分な貯蓄が欠かせません。
もちろん多くの場合でローンを利用して資金を調達することも可能ですが、貯金をしておくほうが何かと心強いでしょう。自己資金がある程度あることで選択肢が広がるうえ、金利の負担を抑えることにもなるでしょう。
また、ライフイベントは想像できないものです。
今後どのようなイベントが起きても対処できるように、貯蓄や運用の重要性が出てきます。

貯金できる人とできない人の違いは?

貯金がなかなかできない理由に、そもそも収入が少なくお金の余裕がないことを挙げる方もいるでしょう。
しかし、貯金できるかできないかは収入とは関係ないと考えられています。収入が多くてもそれだけお金を浪費して貯金できない人もいれば、収入が少なくても不要な出費を節約して、計画的に貯金ができている人もいるからです。

資産運用に関しても同様のことが言えます。
収入が少なくても、限られた資本を運用に回してる方もいるからです。
そこで、貯金できる人・できない人にどのような違いがあるのかを比較しました。貯金ができない原因を知るためにチェックしてみてください。

・収入や支出をしっかりと管理できるか
収入や支出を管理できない人は、無駄な支出が増えがちになります。また、支出額を把握できておらず、お金を使い過ぎているかどうかも判断できない可能性が高いです。
クレジットカードの引き落とし額が把握できていない人も管理できていないといえるでしょう。収入や支出をきちんと管理できる人は、そもそもお金が足りない事態には陥りにくいですし、自然にどの程度貯金に回すことができるかがわかるため、貯金を実行できます。

 

管理ができているからこそ、将来必要になるお金も事前に準備することができ、対策をしていけるのです。
実際に、貯金できない人は給料日直前になってお金がわずかしかなく慌てることの繰り返しというケースも少なくありません。一方で臨時収入がありお金に余裕があるときには、貯金せずに使ってしまうこともあるようです。

ただ、管理ができないからこそ、運用で強制的に管理するというケースもあります。不動産運用はその代表例です。一定金額を強制的に資産形成に回すことで、「管理ができない」という問題が解決していけます。

・将来設計ができているか
貯金ができる人は、将来どんなお金が必要なのかを理解しています。貯金の必要性を認識しているからこそ、無駄遣いをせず、計画的に貯金を実行することができます。
将来必要になるお金についての知識がなければ、貯金の目的が曖昧になります。モチベーションが続かず貯蓄行動には結びつきにくくなるでしょう。

・お金を貯めることに関心が高いか
貯金に成功している方は、普段からお金をためることに強い関心を持っていることが多いです。目標を定めたり少しでも高金利の預金を探したりなど貯金を楽しんでいます。また、資産運用に積極的に取り組む方も多い傾向です。
お金をためることに関心が低いと、節約の意識が働かず、自然と出費も多くなります。その結果、お金を貯金に回すことができなくなってしまいます。
毎月少しでも貯金するためにできることとは先述したとおり、貯金はお金に余裕があるときに、と考えているだけでは難しいものです。そこで、積極的に貯金に回すお金を確保するためにできることを紹介します。

・家計を見直す
まず、家計簿をつけて毎月の家計の状態を把握し、無駄を見直してみることが効果的です。普段は気づかないことも、家計簿化すればさまざまな発見があるでしょう。

そして、無理なく貯金できそうな金額を設定して、まず貯金の習慣をつけましょう。確実に貯金を続けるには、先に貯金に回すお金を取り分けることをお勧めします。
定期的に貯金額を見直して、もっと貯金できそうであれば増やしていくとよいでしょう。

・副収入を増やす
貯金に回せるお金を増やすために、収入を増やすことも有効な方法です。現在の給与を増やすことは簡単ではありませんので、副業に取り組んでみるとよいでしょう。
副業にはアルバイトや業務委託などのほか、ブログを運営して広告収入を得たりノウハウを販売したりするなどさまざまな方法があります。器用な方なら、ハンドメイド作品を作って販売することもできるでしょう。

ただし、公務員をはじめ会社によっては副業が許可されていない場合もあります。始める前には就業規則などを確認し、必要であれば許可を取っておきましょう。

また、副業にあてはまらない資産運用もあります。代表例が不動産運用ですが、会社員という信用力を利用して他人資本で運用していくという内容です。副収入としてではなく、将来の対策として取り組まれる方が多い不動産運用ですが、先を見据えた貯蓄という意味では同じです。
貯蓄と運用のバランスを取りながら、副収入を増やしていくことが大切です。

まとめ

貯金は将来のさまざまなイベントに備えるために重要です。貯金がなかなかできない方は、まず貯金の重要性を認識し、意識を変えていきましょう。コツコツ続けることが大切ですので、目標を立てて無理のない金額から始めることをお勧めします。
お金を増やすには投資に取り組むことも有効です。おつりのような小さな金額やお小遣い程度の金額から始められるものもありますので、自身に合うものを探してみましょう。

弊社でご紹介している不動産運用では、貯蓄が苦手な方や将来のイメージがつかない方でも自己資金以上の貯蓄がしていける商品です。貯蓄が必要だと頭では理解していても、実際には貯蓄が出来ていない方。老後の必要資金を運用して貯めたいけど、現状手が出せていない方。

老後に不安があるかた、何か対策を取りたい方、弊社では個別面談でご紹介しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

ライフコンサルティング事業部
染谷雄太


Yuta Someya コラムをご覧いただきありがとうございます。初めまして。私ラクサスマネジメント株式会社の染谷雄太と申します。
私は不動産投資に関して、悩みや不安を抱えた方々のご相談を受けるコンサルティング業務を行っています。
オーナー様が抱える不安点・疑問点に誠実に向き合い、少しでも安心して頂けるように日々奮闘中です。
空き時間を見つけては趣味のサウナ・ゴルフ・フットサルなど汗を流しております(笑)。
常にオーナー様に寄り添うことを意識し、信頼して頂けるパートナーになる為これからも精進致します。
将来の資産形成について、些細なご相談もお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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