金利の変動と不動産投資

経済

皆様、こんにちはラクサスマネジメント株式会社の池邊です。

昨今マイナス金利の解除により政策金利が20243月には引き上げられる等のニュースがよく取り上げられています。

今回は、物価の上昇やマイナス金利の解除といった社会情勢の中で、不動産投資を始めた際どのようなリスクが発生しどう対策をするべきかご紹介させていただきます。

 

1.利上昇による不動産投資のリスク

金利の上昇によって不動産投資が最も影響するリスクは、キャッシュフローの悪化にあります。

金利の上昇により利息が増え毎月のキャッシュフローが悪化、その穴埋めの為に資金を増やさざるを得ない状況になってしまいます。

通常では、自己資金の額を増やしたり、固定金利で安定化を図るといったリスク回避が考えられますが、不動産投資における金融機関の融資は変動金利が殆どなので、別の形で対策を取るべきだといえます。

 

2.金利上昇に対するリスクヘッジ

・ローン年数の長期化

返済期間を延ばすことによって毎月の収支を抑えることが可能です。

一般的には35年のローンで組む形が殆どですが、最長45年に引き延ばすことによって毎月の収支を減らし自己資金を手元に残すことで選択肢の幅を広げることが出来ます。

 

・金融機関の5年ルールを活用

不動産投資を始めると金融機関からの融資を受けるのですが、銀行によっては返済額の見直しは5年毎に行うといったルールを設けているところもあります。

変動金利によって金利が上昇したとしても5年間は返済額が変わらないというものです。

 

・ローンを満額で借りる

スタートの自己資金をなるべく抑え、フルローンを組むことにより手元の自己資金を残し万が一の備えにするといったものです。

個人の信用力によっても変わりますが、低金利で借りられる今の時代ではなるべくローンを活用し自己資金は温存しておく。

それにより金利変動以外への対策も取ることが出来ます。

 

・物件を複数件所有し、ローンの早期返済を図る

物件を売却することにより得た資金を、他の物件の繰上げ返済に充てることでローンの早期返済が見込めます。

エリアを分けて所有する事により売却選択肢の幅を広げ、適材適所で自己資金を増やす事も可能です。

 

3.そもそも金利変動、インフレ対策に強い不動産


他の株式やFXなどの金融商品は如実に金利の影響を受ける可能性がありますが、不動産においては固定資産として長期的かつ安定した商品だといえます。

物価の上昇が起これば、実物資産である不動産の価格も当然上がりますので売却や月のキャッシュフローを減らす選択を取ることが出来ます。

単身者向けのワンルームマンションは、空室リスクの低さや金利の優遇も他の融資に比べると受けやすいものになっている為収益性に長けている投資商品だといえます。

 

 

4.まとめ


今回は金利の上昇の観点から不動産投資に対する影響についてご紹介させていただきました。

既存のお客様・これからご検討中の方含めて、金利による不動産投資への影響は不安要素の一つだと思います。

しかし、リスクを知った上でのしっかりとしたローンや金融機関の対策を取る事で負担を減らし、安心感を得ていただくことが出来ます。

 

弊社では担当者がお客様に必要な知識と情報を購入前からアフターサポートまで手厚くさせていただいております。

より多くの方に安心して不動産投資を始めていただく為に、社会情勢を含めて日々新しい情報・状況を提供していますので気になることがあれば是非弊社までお問い合わせ下さい。

 

ライフコンサルティング事業部

池邊克真

Katsuma Ikebe ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部
兵庫県出身。
自身の成長を短期間で感じられる会社の仕組みに共感した事と、
それに伴いお客様の生活をより豊かにする為のサポートが出来る魅力ある仕事という点に惹かれた為入社を決意。
仕事とプライベート時間のメリハリをしっかり付け、休日には外食を楽しんだり、最近はゴルフも始めたそう。
世界に通用する紳士たれ。その言葉を胸に、
会社の基盤となり皆様から目標とされる人物になる為、日々真摯に仕事と向き合っている。

タイトルとURLをコピーしました