不動産投資が他の金融商品に比べて「利回りが低いからダメなんじゃ…」という声を耳にすることがあります。
確かに、「利回り◯%」という部分を切り取ってみれば短期的な株式投資や投資信託と比較した場合、控えめに見えるかもしれません。
しかし、不動産には他の運用手法にはない独自の強みがあります。
今回はそんな一歩奥に隠れた不動産投資の本当の魅力を再確認し、不動産投資がなぜ有効な資産運用手段であるかをご説明いたします。
例えば、今「10キロ」と書いたとき、あなたは何を想像するでしょうか?
距離でしょうか?それとも重さでしょうか?当然ですが、これだけでは全く判断できません。
もちろん、これはあくまでも話し言葉での例ですが、文脈によって意味が変わる言葉は少なくありません。
不動産の利回りと一般的な投資の利回りも、その一つです。
一般的な利回りとは自己資金に対しての年間の利益の割合です。
例えば、100万円の自己資金に対して年間5万円の利益が出る場合の利回りが5%になります。
一方で、不動産投資における利回りとは単に物件価格に対しての年間の家賃収入額です。
つまり、1000万円の物件の年間家賃収入が50万円であれば、これも表面上は利回り5%になるわけです。
お気づきいただけましたでしょうか?不動産における利回りとは、形成できる資産と家賃収入の比較であり、
一般的に自己資金の割合と、家賃収入以外の恩恵の2つは考慮されていないのです。
不動産投資の大きな魅力の一つは「てこ」を利用できる点です。金融機関からの融資を受けて少額の自己資金で、大きな資産を運用することが可能です。
特に賃貸経営ではそのほとんどを第三者が家賃として返済してくれるため、自己資金の割合がぐっと抑えられることになります。
つまり不動産投資では、単に年間の利回りだけではなく、自己資金の大きさと売却益を含めた総合的なリターンで判断することが重要なのです。
特に将来的に物件価格が上昇する可能性のある地域の不動産は、売却時に大きな利益を生むことがあります。
この売却益を含めることで、他の金融商品と比べても十分に競争力のあるリターンを得ることが可能です。
いかがでしたでしょうか?
「利回りが低いからダメ」という評価は、不動産の安定性が非常に高いことの裏返しです。
実際の不動産投資はレバレッジを利用して投資効率を上げることができ、インフレにも強く、売却や税制優遇なども考慮すれば、
安定感のある資産形成として確実に検討すべき運用手法の一つです。
ただ大切なのは利益、自己負担、時間など、「良い投資」とは本来人によってさまざまということです。
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飯島陸