【集金代行】と【家賃保証】のメリット・デメリット

【集金代行】と【家賃保証】のメリット・デメリット

マンション経営を行う上で欠かせない要素として賃貸管理があります。
賃貸管理とは具体的に言うと賃貸経営する上で発生する入居者の募集や家賃集金代行等、賃貸管理業務をオーナー様の代わり行うサポートシステムの事です。

 

≪業務範囲≫

・入居者の募集

・家賃集金代行

・賃貸借料の交渉

・入居者及び退出時の立会い

・賃貸借契約のオーナー代理締結

・入居者及び連帯保証人の審査

・クレーム処理

・修繕及び修理の手配、立会い等

 

上記の業務をすべてオーナー様がやるとなったら時間の手間がかかったり、専門的な業務に関しては経験や資格等がなければ現実的には難しいです。その為、サポートシステムを活用することでオーナー様の代わりにプロが賃貸管理を行うことで手間の部分を無くすことができます。その対価として、賃料の5％~10％を手数料として頂いています。

 

サポートシステムの種類とそれぞれのメリット・デメリット

賃貸管理のサポートシステムには家賃保証システムと集金代行システムがあります。

 

家賃保証システム

契約形態は管理会社と入居者が直接賃貸借契約を結び、オーナー様は管理会社と賃貸保証契約を結びます。手数料は賃料の10％です。

仮に賃料10万円のお部屋のオーナー様でしたら、賃料に対して10％の1万円が手数料で残りの90％の9万円がオーナー様の収入として保証されます。これは入居者が居るか居ないかに関わらずオーナー様の収入は保障されますが、もしも入居者がいなかった場合は、管理会社は手数料をもらいません。

 

≪メリット≫

・空室、滞納リスクの回避ができて安定した収入が得られる。

≪デメリット≫

・手数料が集金代行システムと比べ高く、収益性が下がる。

・契約期間が2～5年程ある為、更新のタイミングが来ないとすぐには集金代行システムに切り替えられない。

・もし売却するとなったら、次のオーナー様へ家賃保証の契約を継承しなければならないケースが多い。

 

家賃保証システムは空室や滞納リスクが不安な方や安定した収入が欲しい方にはお勧めですが、弊社は主に首都圏エリアの単身者向けマンションをご紹介していますので入居者は問題なく付きます。取り扱い物件としましては、新築・築浅の中古物件、駅から徒歩10分圏内のものをご紹介していて入居者付けに力を入れていますので入居率98％を維持しています。

また、売却を考える際も賃貸保証契約を継承しなければならない為、集金代行システムで持つよりも制約がある分、売却が難しくなってしまいます。

更に契約期間の更新の際に賃料の見直しも入りますが、入居者が長期間付かなかった場合、他社ではオーナー様の確認を取らずに賃料の値下げをしてしまうケースがあるそうです。

 

集金代行システム

契約形態はオーナー様と入居者が直接賃貸借契約を結び、一般的には手数料は賃料の5％前後です。

仮に賃料10万円のお部屋のオーナー様でしたら、賃料に対して5％＋消費税＋振込手数料を差し引いた金額がオーナー様の収入になります。

また、入居者が退去し空室になった場合はその間、家賃収入が入らない為オーナー様の収入と手数料は入ってきません。

≪メリット≫

・手数料が家賃保証システムと比べ低く、収益性が上がる。

・家賃保証システムへの切り替えがスムーズにしやすい。

≪デメリット≫

・入居者がいない空室期間中はローンの支払いが全額オーナー様負担になる。

 

集金代行システムは収益性を重視している方にお勧めです。

入居者リスクに関しても、基本的には入居者が付く前提でマンション経営は行っていきますので集金代行システムでも問題なく取り組んで頂けます。さらに弊社独自のサポートシステムもございますのでそちらを活用することで空室リスクに対してしっかりリスクヘッジができます。

 

≪ラクサス独自のサポートシステム≫

安心空室保証:集金代行システムを選択し、弊社管理の物件に空室が発生した場合、その度に2か月間の賃料を弊社が保証します。

 

 

 

まとめ

2つのサポートシステムにはどちらもメリット・デメリットがありますのでどういう持ち方でマンション経営をするかによって選んでくのが大事だと考えます。

ただ、弊社では問題なく入居者が付くような物件を取り扱っていて、弊社の独自のサポートシステムを使えば集金代行システムで持っても問題なく空室リスクは回避できます。
お仕事やプライべート等日々忙しい方でも手間なく、更に安心した持ち方ができるサポートシステムを使うことによって効率的に資産運用ができますので是非ご気軽にご相談ください。

 

ライフコンサルティング事業部　石井直子