先日発表された、国税庁による『2024年以降タワーマンションの相続税の評価額が引き上げられる』
という報道が今話題となっています。
これまでタワマン節税によって、数十万円ほどの相続税負担で済んでいたものが、
数百万円単位の税負担にはね上がるのではないかといったものです。
日々、ネットや新聞、テレビなどでこういった不動産についてのニュースを表題だけでも目にした事はあると思います。
既に不動産投資を始めている方、これから検討している方、双方とも少し不安を煽るようなニュースです。
“やはり投資はしないほうがいい”こういった漠然とした不安を抱えたまま将来の資産形成から
目を背ける方もいらっしゃると思います。
今回は不動産投資に対するマインドについて解説して行きたいと思います。
私が営業の一環として「老後の資産形成に関するアンケート」を実施しました。
東京23区内で歩いている方(20代〜60代)1000人以上を対象に、資産形成について尋ねた内容が以下になります。
①現在、御自身の資産形成や将来への備えについて不安なことはありますか?(複数回答可)
老後に備えた貯蓄ができるか不安…56.3%
特に考えていない…21.5%
年金受給に対しての不安…18.2%
②御自身の資産形成や将来の備えについて、取り組まれている事があれば教えてください。(複数回答可)
銀行の普通預金…96%
定期預金…80%
生命保険加入…60%
食費、光熱費の節約…45%
株・FX・投資信託運用…12.5%
個人年金保険…8%
不動産投資…3%
③年金不足に対して、定年退職時の最低必要貯蓄額について御存知ですか?
金額はわからないが、年金が不足していることは知っている…52.7%
知っている…30%
知らない…17.3%
④年金・貯蓄・節税対策になる不動産投資についてお聞きになられたことはございますか
話は聞いた事があるが、内容まで把握はしていない…45%
聞いたことがない…27%
聞いたことがある…25%
既に取り組んでいる…3%
(調査概要)
調査方法:街頭アンケート
調査期間:2023年3月〜7月
資産形成や将来の備えについて不安のある方は約75%、何も考えていない方は全体の20%程。
それに対しての対策については銀行預金、定期預金はほとんどの方が行なっており先々の資産形成よりも
普段の支出を抑える方が多い結果となりました。
また、老後いくら自分自身が最低限生活できる具体的な資金を把握している人数も全体の3分の1という結果です。
今回は、私が独自で東京都内の街頭アンケートを5ヶ月間行ったものであり、
一概に日本全体の結果とは言えませんが、エリアを限定して行ったものであっても
こういった資産形成について漠然とした意識しかないといった印象でした。
そもそもの意識が未来ではなく現状の生活を考えている方が多く、
今後の資産形成よりも現在の収入面から生活レベルを決められているといえます。
調査結果から、老後に対する不安は80%近くもの人が意識の中にあるにも関わらず、
運用に対しては前向きではなく、現状維持を選んでいる傾向が伺えます。
潜在意識や無意識の中に漠然と老後の資産形成はあるが、日々忙しくお仕事されている中で顕在意識として考える時間が少ない為、
実際に資産形成をやってみるという行動に移される方は少ないようです。
さらに、SNSやITによる発展に伴い、五感で莫大な情報量をいつでも感じる事ができる今の社会において
ネガティブな要素のみを切り取っているのではないかといえます。
不動産投資メリットの一つとしてこの他人資本で運用ができるというものがあります。
まず、この運用は基本的に銀行から融資を受けて行いますが、その返済は大部分が第三者の家賃収入によって行われます。
つまり、不動産投資とは自己資金を切り詰めて行うものではなく、
他人資本で資産形成を中長期的に行いながら、現状の生活に負担を与えない手法なのです。
こういった、“不動産投資は自己資金がかなり掛かるのではないか”といった、
不安や無知識に対しての解決策を考える事が必要といえます。
今回の調査によって、日本社会が物価上昇や増税など生活に対して厳しくなる試算が日々横行しているにも関わらず、
私たち国民一人一人の意識にその問題性、解決策が伝わっていない事が判明しました。
今回のアンケートは限定的なものだったので今後とも継続していきます。
より多くのお客様に資産形成の重要性を知っていただき、
不動産投資を決めていただくキッカケを与えられるようにお力添えしていきます。
ライフコンサルティング事業部
池邊克真
兵庫県出身。
自身の成長を短期間で感じられる会社の仕組みに共感した事と、
それに伴いお客様の生活をより豊かにする為のサポートが出来る魅力ある仕事という点に惹かれた為入社を決意。
仕事とプライベート時間のメリハリをしっかり付け、休日には外食を楽しんだり、最近はゴルフも始めたそう。
世界に通用する紳士たれ。その言葉を胸に、
会社の基盤となり皆様から目標とされる人物になる為、日々真摯に仕事と向き合っている。