元利均等返済と元金均等返済の違い

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元利均等返済と元金均等返済の違い


不動産投資を取り組むにあたり数千万円の資金が必要になります。
その資金の調達の為に、この運用を取り組んでいる多くの方々が銀行の融資を活用しています。

主に、この融資を受けるにあたって確認すべきポイントがあり、それが金利、金額、融資期間、返済方式の4つになります。

今回は4つ目のポイント、返済方式に焦点を当ててお話させて頂きます。




返済方式とは


返済方式とは、借り入れたローンの元金と利息をどのように返済するか、その返済方法を仕方になります。
ローンの返済方式には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。




元利均等返済とは


元利均等返済とはローンの返済期間中、毎月の返済額(元本+利息)が均等になる返済方式です。
つまり、金利が変動しない限り月々の返済額は借入開始時から完済までほぼ一定となります。

メリット
返済額が一定のため、金利変動がなければ運用当初の返済額と10年後の返済額は同じになりますので、
返済計画が見えやすく安定しています。
また、返済当初にかかる負担額が元金均等返済よりも少なくほかの運用と同時に取り組みやすいというメリットもあります。

デメリット
元利均等返済のデメリットとして返済金額は一定で変わらないですが、
総返済額が元金均等返済と比較すると大きくなります。




元金均等返済とは


毎回の元金の返済額が一定で、これに利息を上乗せした金額が毎回の返済額となる方法になります。
返済が進むにつれて着実に元金が減少していきます。

メリット
元金均等返済の大きなメリットは、同じ返済期間を設定した場合、総返済額が元利均等返済に比べて少なくなる点です。

利息部分は、ローン残高を元に計算されるため、最初は毎月の返済負担は大きくなりますが、
ローン返済が続くにつれて徐々に減っていきます。
また、元金は毎月均等に返済されるため、ローン残金の減り方も元利均等返済よりも早いのが特徴です。

デメリット
元金均等返済は、総返済額が元利均等返済よりも少なくなることが大きなメリットです。
しかし、ローン開始直後の毎月の返済額が非常に高くなるデメリットもあります。

毎月の返済額が高くなるということは、それに準じた返済能力が必要です。
しかし、住宅ローン審査の際に一定の年収がない場合は、元金均等返済を選択できない可能性もあります。




まとめ


今回は「元利均等返済と元金均等返済」のご説明をさせて頂きました。

ご自身の状況に適した運用方法をしっかりと選択し、不動産を通じて豊かな老後を目指しましょう。
今回の内容以外にも気になる事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。



ライフコンサルティング事業部
小田野 正義



Seigi Odano ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部。
初めまして。ラクサスマネジメント株式会社の小田野正義と申します。
私は沢山の方々に不動産投資を通して、その人の人生をより豊かなものにして頂く為にお客様に寄り添った提案、サポートを心がけております。
休日は和食屋巡りやゴルフなどをしております。
不動産投資に関して知識がない方、既に運用をされている方、現状様々な方がいる中でその人のご状況、将来像に寄り添ってお話をさせて頂きますのでどんなご相談でもお気軽にお問い合せ下さい。
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