情報量が多い現代だからこそ正しい情報取捨選択を

情報量が多い現代だからこそ正しい情報取捨選択を

突然ですが先日、私のお客様からこんな連絡がありました。
『ワンルームマンション投資を始めて数年経ち、あの時の決断は間違っていなかったと思っています。運用なので当然リスクもあるが当時20代で今後の長い人生の中で時間を活かせるメリットも大きいと判断し始めました。今でも当然良いと思っています。 是非、千葉さんに同僚などご紹介したいと常々思っていますが、某お金の大学(YouTube)に影響されワンルームマンション投資に対して批判的な人がいて中々難しいです。』

といった内容でした。

不動産投資は昔からある手法なので、当然悪い投資ではないのですが
最近は誰でも情報が発信できる便利な時代ゆえにワンルームマンション投資は悪だ！と批判される一部の方がいらっしゃいます。
確かに業者によっては悪質な販売をしているケースもあったり、運用を行う上での注意点などもあるのですが、
正しい始め方ができれば非常に有効な投資手段となりえます。

今回は、正しい情報を選択できるようにワンルームマンション投資について批判されている内容を抜粋し、
それらについての事実をお伝えしていきます。 

 

家賃・価格下落

 

私も仕事柄、ワンルーム投資を批判されてる方の情報は敢えて見るようにしていますが、必ずと言っていいほどこの話題が出てきます。 

当然ですが、家賃や価格は変動要素の一つですから下がる前提で考えた方が手堅いでしょう。
某YouTubeで言っていたのは
『家賃は10％減どころじゃ済まない』『価格は30年で80％下落する』
という内容でした。

結論、物件によるとしか言えませんがしっかりとした物件購入ができれば賃料下落も10％以上落ちてしまうことや、
価格が購入時から80％減なんてことはありません。
あまりにも誇張した表現でとにかくワンルームを批判する為に言ってるので真に受けないようにしましょう。 

ただし、賃料と価格の変動を安定させるためには注意点があります。

まず第一に新築物件の場合、賃料価格共に周辺より高い可能性があるので確認しましょう。
新築の不動産投資が悪い訳では全くありません。目的次第では有効な活用も可能です。
ただし、新築物件は周辺と比較した際にかなり割高な賃料に設定されていて一人目の入居者が抜けたらガクッと落ちてしまうケースは多いです。
賃料が落ちれば必然的に価格も落ちる可能性が高いので、周辺相場の確認が重要です。 

初心者であれば中古物件を購入するのが変動幅も少なくオススメです。 

第二に場所です。東京23区や大阪市内などの主要都市であれば30年で価値が80％減少してしまうことはハッキリ言って考えられません。
実際に現在築30年を超える都内ワンルーム(18㎡前後)では1000万以上で取引されてる事例が多いです。
区分マンション投資は土地付きの所有になるので、極論建物代が0円としても土地比率が30％程度あると考えれば、
購入時から80％減は考えづらいと言えます。 

 

ワンルームマンション投資で成功した人を見たことがない

 

こちらもよく出てくる内容ですね。

ワンルームマンション投資で成功する為には『めちゃくちゃ安く物件を買えるか』『値上がりする物件を買えるか』しかありませんと主張されている方がいます。
これは他人資本を活かした不動産投資のことを全く理解してない発言としか言えません。
マイホームのように利息含めて全て自身で負担しなければならない物であれば確かにそうでしょう。
一方、不動産投資の場合は返済のほとんどを他人が払ってくれるので運用に発生するコストが抑えられます。

仮に2500万の物件を金利2％で月1万程度のコストで所有したと仮定すると、
10年所有した場合は12万×10年で120万になります。

それに対し10年後の残債は1953万となる為、借入が547万減っています。
売買価格が値下がりして2200万となった場合、差額が247万。
247万－120万＝127万となる為、税金面などを考慮しても利益が生まれます。

つまり購入時より値下がりしても利益を取れる可能性があるのがワンルームマンション投資です。

まとめ

ここまで述べてきたように、不動産投資は批判されがちな商品ですが
しっかりと内容を理解して適切に物件を購入できれば失敗しにくい商品です。
現代はSNSなども広まり誰でも情報発信ができる時代です。
それ自体はいいことですが、一方であることないことを言われてしまっているものも多いです。

本当に正しい情報は何なのか整理をし、分からないことがあれば営業担当に聞いてみましょう。

弊社ではこれから検討を始める段階の方から、既に物件をお持ちの方まで幅広く提案することが可能です。
お客様のライフプランに沿ったご提案をさせて頂きますので、是非、お気軽にお問い合わせください。 

ライフコンサルティング事業部
千葉陵太