資産運用の重要性は??

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資産運用の重要性は??

この記事を読んでいる人は「お金の勉強をしたい」「お金を増やす方法を知りたい」など、少なからずお金に対して意識を持っているのではないでしょうか。

しかし、「お金の勉強」と言っても漠然としていて具体的にどんな行動を取ればいいのか分からない方も多いはずです。
ここでは、お金の勉強をしたい人が取るべき行動を解説します。

また、日本人は、他の先進諸国に比べて金融リテラシーが低い人が多いことが問題視されています。なぜそのような状況になっているのか、教育環境や歴史的背景から解説するので、併せてチェックしてみてくださいね。

日本人はお金の勉強に無頓着?日本人の金融リテラシーが低い原因とは?

年々深刻化している少子化・超高齢化社会による老後2,000万円問題に備えるため、NISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)など個人の資産運用を後押しする制度が設けられています。

しかし、日本人の中には「投資の必要性を感じない人」「資産運用の手法が分からない人」「投資はリスクが高くて危険と考える人」など、資産運用に消極的な人が少なくありません。
そのような理由から、投資ではなく、利益がほとんどない預貯金のみで資金を蓄える人が多いため、将来的に老後の資金を十分に準備できない人も出てくるでしょう。

日本銀行の調査では、「定年後の生活費」の資金計画を策定している人の割合は、20歳代~40歳代ではどの年代も30%未満、老後を控えた50歳代でも約40%でした。
公的年金だけでは老後の資金が十分でないことを知らされていても、多くの人が資金計画を立てていない原因の1つは、日本人の金融リテラシーの低さにあるでしょう。

ここでは、日本人の金融リテラシーが低いと言われる原因について解説します。

お金の勉強をする機会がない

2022年度4月より高校家庭科で「資産形成」の内容が必修化することもあり、投資・資産運用などへの関心が高まっているといえます。

しかし、これまで日本人の金融リテラシーが低いと言われる原因の1つとして、そもそもお金の勉強をする機会がないことが挙げられます。

日本銀行の調査では、20歳代~70歳代の中で「学校で金融教育を受けた経験がある人」はどの年代も10%前後、「家庭で金融教育を受けた経験がある人」はどの年代も30%未満でした。
この結果から、多くの日本人は、学校でも家でもお金の教育を受ける機会がほとんどなく、自分から勉強しようと思わない限りお金の知識が身につかない環境だということが分かります。

そのため、リスクもリターンもほとんどない、元本保証の預貯金でお金を貯える人が多いと考えられます。

投資よりも預貯金の文化

日本人に投資ではなく預貯金を好む人が多い理由には、戦後の歴史的背景によって投資よりも預貯金の文化が根付いたこともあるでしょう。特に、バブル期など日本の景気が右肩上がりだった時代は、定期預金に預けているだけで金利4%~6%の利息を得られました。(現在は大手都市銀行で0.002%です。)

また、バブル期は好景気で給料やボーナスが増額となり、年金もしっかりもらえて老後の心配をしなくてもよかった時代でした。
このような時代を生きてきた親世代は投資よりも貯金をしていたため、子ども世代にも投資の教育をしないケースが多く、現代でも預貯金の文化が根付いていると考えられます。

高まる「資産運用」の重要性

先述の通り、一昔前までは日本経済は好景気だったため、個人による投資の必要性を感じなかった人が多く、投資をしなくても将来に不安がありませんでした。
しかし、バブル崩壊後の1990年代以降は不況が続き、経済成長の恩恵を受けられなくなっています。さらに、少子化、超高齢化社会によって労働人口が減り、現役世代の年金支給額にも影響が出るでしょう。

このような時代だからこそ、お金の勉強に時間を割き、資産運用を積極的に行い、老後の資金不足に備えることが重要です。
資産運用だけでなく、お金の仕組みや使い方への理解が深まれば、節税対策もできるようになり、税金を多く払いすぎるなど損をすることを避けられます。
お金の勉強をして資産運用をすることで、あなたの暮らし自体が大きく変化する可能性があるでしょう。

何から始めるべき?お金の勉強4つのステップ

ここからは、お金の勉強を始める際の以下4つのステップについて、具体的に解説していきます。

STEP1:目的を明確にする・目標を立てる
STEP2:勉強するべきこと(全体像)を把握する
STEP3:知識を習得する
STEP4:実践する

▶STEP 1:目的を明確にする・目標を立てる

お金の勉強は、算数の公式のように「これを覚えれば完璧」というものではありません。一朝一夕で身に付く知識ではないため、継続して勉強することが大切です。
どんなことでも、継続するためには、明確な目的・目標を持つことがポイントになります。以下2つの問いに対して、自問自答してみましょう。

・あなたがお金の勉強をしたい理由は?
例:「投資を始めたいから」「マイホーム購入のためにお金を貯めたいから」など

・お金の勉強をしてどのようになりたい?
例:「1,000万円貯めたい」「家計のやりくり上手になりたい」など

目標があると「何をするべきか」が明確になり効率よく勉強できますし、お金の勉強を継続する意思も固まります。

▶STEP 2:勉強するべきこと(全体像)を把握する

お金の勉強と言っても、勉強する内容はさまざまです。
例えば、生きていく上で日々の生活に関わるお金の知識は、以下のようなジャンルがあります。

・公的年金制度
・税金の仕組み(所得税、住民税など)
・生命保険
・貯金
・資産運用

初心者・中級者・上級者別にお勧めの勉強内容とポイントをまとめたので、「何から勉強をすればいいのか分からない」という人は参考にしてください。

初心者にお勧めのジャンル
・お金の仕組み、考え方
・貯金
例:毎月計画的に貯金するためには? 家計簿の必要性は?
お金の基本的な考えや、自分に身近なジャンルから学びましょう。

中級者にお勧めのジャンル
・お金の増やし方
・老後資金の準備
例:お金を効率よく運用するには? 老後の資金はどうやって準備すればいい?
お金の基本的な考え方や管理方法が身に付いたら、増やし方を学びましょう。

上級者にお勧めのジャンル
・賢く資産運用する方法
・投資家の考え方
例:リスク管理しながら資産運用する方法は? 投資家の心構えとは?
貯まったお金をさらに増やすためにはどうしたらいいか学びましょう。

▶STEP 3:知識を習得する

どのジャンルを勉強するか決まったら、自分に合った方法で知識を習得することをお勧めします。
企業や政府が出している情報は信頼性が高いケースがほとんどですが、個人のブログや動画投稿サイトなどは情報が古いまたは正しくないケースがあります。情報の取捨選択は慎重に行いましょう。

ちなみに、弊社では不動産運用だけでなく資産運用全般のご相談を受け付けております。オンライン上での個別面談なども行っておりますので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

▶STEP 4:実践する

身に付けた知識をもとに実践することで、お金の勉強の成果を実感できます。
以下のように、実践で知識を活用してみましょう。

・投資を始める(不動産投資、株式投資、投資信託など)
・家計簿をつけてお金の流れを確認してみる
・ふるさと納税で節税対策してみる

まとめ

お金の勉強をすると、以下のように多くのメリットがあります。

・お金の無駄遣いが減る
・貯金できる
・資産運用でお金を増やせる
・賢く節税して税金の負担を減らせる

今回紹介した4つのステップでお金に関する知識を深めて、このようなメリットを体感してみてくださいね。

弊社オンライン面談では専門のコンサルタントが個別にご相談やライフプランのご提案を行っております。お気軽にお問合せくださいませ。

ライフコンサルティング事業部
染谷雄太


Yuta Someya コラムをご覧いただきありがとうございます。初めまして。私ラクサスマネジメント株式会社の染谷雄太と申します。
私は不動産投資に関して、悩みや不安を抱えた方々のご相談を受けるコンサルティング業務を行っています。
オーナー様が抱える不安点・疑問点に誠実に向き合い、少しでも安心して頂けるように日々奮闘中です。
空き時間を見つけては趣味のサウナ・ゴルフ・フットサルなど汗を流しております(笑)。
常にオーナー様に寄り添うことを意識し、信頼して頂けるパートナーになる為これからも精進致します。
将来の資産形成について、些細なご相談もお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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